Rainbow Dome Musick
... 2008.01.13.[Sun]

■Artist : Steve Hillage
■Title : Rainbow Dome Musick
■Label : Virgin Records
■Release : 1987(oginal LP release-1979)
■Sample : ♪
1970年代初頭より自身のバンドKhanやDavid Allen率いるサイケデリック・プログレッシブ・ロックバンドGongのギタリストとして活動し、現在に至ってはGongの作品にも参加していた妻であるMiquette Giraudyと共にテクノ/トランス/ハウスといったダンス・ミュージック主体のユニットSystem7として活動する、正にサイケデリック・ミュージック界の生き証人、サイケデリック・ミュージックの過去-現在-未来を繋ぐと言っても過言ではない御大Steve Hillageによる79年のソロ作『Rainbow Dome Musick』。
本作は元々1979年のロンドンにて行われた“Mind-Body-Spirit Olympia”というフェスティバルに於けるRupert Atwill出展の作品“Rainbow Dome”内で流すためのサウンド・トラックとして制作された、云わば企画盤であった。しかし90年代以降のクラブ・ミュージックの勃興とそれに伴うアンビエント・サマーと呼ばれたムーブメントの中でHillageの奏でる奔放なる音色とエレクトロニクスを用いた先鋭的なサウンドは当時憂き目を見た多くの革新的な作品と共に再評価の対象となった。
およそ20分にも及ぶ2曲の大作から構成された本作はエレクトロニクスを大胆に導入し、その後に結成するSystem7への布石とも取れるような快楽指数の高いサウンドで極上のトリップを約束してくれる素晴らしいアンビエント作品となっている。それは正にタイトルが示すような虹から零れ落ちた極彩色の音色が生み出す全く新しい“Space Age Music”である。ムーグ・シンセサイザーの伸びやかで悠大なる旋律とフェンダー・ローズの暖かい煌き、水流が静かに溢れ出しチベタン・ベルの瞑想的な音がこだましてゆく。中でも#1“Garden Of Paradise”の終盤辺りから聞こえてくるHillageの奏でるギターの音色は正に極楽を思わせるような幸福感に満ちた楽天的な響きを持っており、天上にスーッと吸い込まれてしまいそうな程に美しく狂おしい。同時代のギタリストといえばもう一人有名なジャーマン・プログレッシブ・ロック界のManuel Göttschingがいるが、彼の代表作でありアンビエント/テクノ界の永遠のクラシックス『E2-E4』が現在でも多大なる評価を得ているのに比べ、この作品に関する知名度や評価は『E2-E4』に比べると正直のところ低いと言わざるを得ない。もし『E2-E4』のサウンドに魅了されたがこの作品は未聴だという方が居られれば是非こちらの『Rainbow Dome Musick』も聴いて頂きたい。きっとあなたを未だ見ぬ素敵な世界へ連れて行ってくれるだろう。
2007 BEST DISC
... 2008.01.12.[Sat]
新年明けましておめでとうございます。2008年も新旧を織り交ぜながら“turn on,tune in”な気分で素敵な音盤の紹介が出来ればと思っていますので『□□TUNE-IN□□』をよろしくお願いします。
昨年は年末ぎりぎりに自宅のパソコンが煙を吹いてぶっ壊れてしまいまして、個人的な年間ベストも更新できないままでしたのでひとまず年間ベストでも。そうそう、今年からはWEB上の投稿型ベスト盤企画、『ECRN AWARD』にも投稿させて頂きましたので、よろしければそちらの方も併せてどうぞ。様々な方が選ばれた年間ベストが見れますので非常に面白いですよ。
昨年は年末ぎりぎりに自宅のパソコンが煙を吹いてぶっ壊れてしまいまして、個人的な年間ベストも更新できないままでしたのでひとまず年間ベストでも。そうそう、今年からはWEB上の投稿型ベスト盤企画、『ECRN AWARD』にも投稿させて頂きましたので、よろしければそちらの方も併せてどうぞ。様々な方が選ばれた年間ベストが見れますので非常に面白いですよ。








