Meet the demons of Bali

Mani Neumeier & Peter Hollinger-Meet the demons of Bali
   ■Artist : Mani Neumeier & Peter Hollinger
   ■Title : Meet the demons of Bali
   ■Label : Captain Trip Records
   ■Release : 1998(Remaster−2007)
   ■Sample : −




先日、Captain Trip RecordsよりMoebius-Plank-Neumeierによる『Zero Set』(→過去記事)を含むMoebius関連の7作品が再発された事は記憶に新しいがそれらに続いてMani Neumeierによる1998年に『ドラム超人/バリの悪魔に出会う』と題されてリリースされた作品が最新デジタル・リマスターを施し更に未発表曲追加というスペシャルな内容でCaptain Tripより1000枚限定で再発された。
今作は正確に言うならば往年のジャーマン・ロックバンド、Guru Guruの超絶技巧変態ドラマーMani Neumeierと同じくドイツ出身のドラマーPeter Hollingerの二人がバリ島に訪れた際、現地の竹ガムラン(=ジェゴク)の第一人者として知られるI Ketut Suwentra率いるガムラン楽団「Suar Agung」と行なわれた野外セッションを収めた作品である。まさに東西を代表するパーカッションのプロフェッショナルがバリという地で出会い想像を絶するような一大セッションを繰り広げる怪盤となっている。

総勢14名から成るSuar Agung楽団によるジェゴクの重なり合うハーモニーはガムラン音楽特有の東洋の湿気を多分に含んだ神秘的な音色を導き出し、聴く者を幻想のエキゾチカへと誘う。
それに負けじとジャーマン・ロック界叩き上げの重厚で乾いたハンマービートはバリのうだるような熱帯気候を次々と振り払うように圧倒的でエネルギッシュなドラミングで聴く者を鼓舞させる。
今作は東西の強烈な個性によるスリリングな邂逅であると同時に東西のドラム対決でもあるのだ。

ガムランの周期的に繰り返されるリズムと大小様々な竹管の音が次第に重なり合い生まれる独特のうねりは陶酔感に長け強烈なトランス感覚を覚える。この感覚は、未だガムランがバリ島の伝統音楽であると共にヒンドゥー教に於ける宗教音楽として側面を色濃く持ち、祭祀儀礼などの際に演奏されるという事が非常に大きく関係しているだろう。この作品で聴く事の出来るまるで両者にドラムの精霊が宿ったかのような迫真の、そして非常にスピリチュアルな演奏はまさに呪術的であり、この演奏に於けるNeumeierとHollinger、そしてI Ketut Suwentra率いるSuar Agung楽団そのものが強力な依巫となってドラムの精霊を宿したシャーマンなのである。

『MUSIC FRIED 1st Anniversary !!!』

こちらの1周年パーティーで蝋燭出させてもらいます。
スペシャルゲストは高橋透さんです。是非遊びにいらしてください。
MUSIC FRIED 1st Anniversary !!!

2007/04/28(Sat)
『MUSIC FRIED 1st Anniversary !!!』
@OTOYA(Kobe)
-Special Guest Dj-
高橋透 (GODFATHER/Smoker)

-Dj-
MeN (MUSIC FRIED/MOTION)
TOU (MUSIC FRIED/HANAKUMA.NY)

-Deco-
MASAMI

-Food-
YUMIKO+ANAN (glass)

22:00- allnight
door 2300yen