Haunt
... 2006.04.15.[Sat]

■Artist : Cosiner & Capital
■Title : Haunt
■Label : Beautiful Angry Music
■Release : 2005
■Sample : ♪
アメリカは西海岸を拠点として活動するビートメイカーCosinerと、西海岸と日本を跨ぐヴァイリンガル・ラッパーShing02を擁するバンドTerracotta Troupeのギタリストとして活動してきたCapitalによるコラボレーション・インストアルバム「Haunt」。
これはCosinerによるスウィンギーな心地よいビートプロダクションとCapitalの美しくメロウな旋律のギターが溶け合った最高に気だるくルーズなチルアウト作品である。
決して奇を衒うことなく非常にオーソドックスかつ落ち着いたジャジーなブレイクス・スタイルで地にしっかりと足のついた円熟味すら感じさせるビートメイクを展開し哀愁香るアコースティック・ギターとピアノの甘く切ないメランコリックな音色を全面に打ち出した非常にリラックスした空気と緩やかな時間が伝わってくるような素晴らしいセッション・アルバムとなっている。
ぽろぽろと奏でられるミニマルなギターフレーズに暖かみのあるピアノの響き、そしてそれらに実にあっさりと絡むドラムライン、互いの間を生かした演奏で巧みに静謐感を生み出している。
中でもラストを飾る#10はアルバム中最も穏やかな表情を見せた曲となっており体を骨抜きにされてしまうぐらいのメロウで甘い空気に包まれる。
まどろみの中の気だるくゆるいサイケデリアといった所だろうか。
だから穏やかな週末の昼下がりにはこいつを聴きながらゆるい時間を過ごしたい。
決して焦ることなく急ぐことなく、幾分レイドバックしたアルバムの空気と共に歩調をゆっくりと合わせるように。








