R o o m w i t h s k y

room with sky
   ■Artist : John Hudak
   ■Title : Room with sky
   ■Label : SPEKK
   ■Release : 2004
   ■Sample :
   ■Intervew :



言葉が解体された末に生まれた奇跡的に美しい作品

触れれば今にも砕け散ってしまいそうなサウンド

それはまさに結晶の様な透明感で光を乱反射させる

全1曲60分余すことなく繰り広げられる眩くも儚い音世界

実験的な要素と繊細な美しさが融合した傑作


                                    (「宇宙の排泄物」2005,02,13より)

January

january
   ■Artist : Taylor Deupree
   ■Title : January
   ■Label : SPEKK
   ■Release : 2004
   ■Sample :
   ■Intervew :



ミニマルというものに焦点を当てたエクスペリメンタルなエレクトロニック・ミュージック作品をリリースしている東京の新興レーベルSPEKKのカタログNo.01を飾った、お馴染み12Kのレーベルオーナー、Taylor Deupreeの作品。
ここのレーベルは音もさることながらアートワークも秀逸なものが多いのでお気に入り。
最近の彼の作品に見られるミニマリスティックな音の中にある種のポップさが兼ね備わった本作。
相変わらず静謐で透き通ったサウンドを聴かせてくれます。

エクスペリメンタルといっても小難しいものではなく今作はDeupree自身が来日時の東京の雪景色にインスパイアされたというだけあって極めて情景的で映像喚起力に優れた作品になっている。
お得意の清涼感漂うミニマル・アンビエントからまるで凍てつく冬の空気のように全てを冷気で包み込むようなドローン、彼にとってはおそらく珍しい女性ボーカルを起用した曲があるなど新しい展開も。

特に女性ボーカルsawakoを起用した「Midlight」は今にも消え入りそうな彼女の声が断片的に幾度となくカットアップされ、まるでこちらの方に近づいてくるような錯覚を覚えてしまうような神秘的で妖しげな雰囲気漂う曲になっている。
Deupreeの新たな側面も垣間見る事が出来るアルバムで、レーベルの記念すべき1枚目を飾るのに相応しい快作です。