MEAM

meam
   
   ■Artist : MEAM
   ■Title : MEAM
   ■Label : SKAM
   ■Release : 2004
   ■Sample :
   myspace.com

MEAMとはSKAMのウェブデザインやBOLAの一連のアートワーク、ビジュアル面を手掛けているMichael Englandによる音楽制作時における名義でこちらのアルバムは彼の本業でもある映像作品のDVDを抱き合わせた2枚組みとしてリリース。
あのBOLAのアルバムジャケットのような妖し気で美しいアートワークが映像で見れるという事でココだけの話し、音よりも映像目当てで購入

で、まず音の方は出だしから重厚なビート主体のかなりインダストリアルな感じの曲になっている。
まるで機械の歯車ががっちりと組み合わさったかの様なリズム群とギラついた上ものの組み合わせは中々カッコいい。洗練されたビートラインというよりもどこか泥臭さや荒々しさが感じられるのもポイントになっている。しかしそれだけではなく重々しくカオティックなビートとの同一線上に存在する控え目ではあるが美しいメロディーが緊張感の中に僅かながら安らぎを与えてくれる。

終始タイトなリズムに引っ張られるように曲は進んでいくが終盤の7、8曲目だけは穏やかな表情を見せた曲になっている。
特にアルバムのラストを飾る8曲目は天上世界の如きアンビエントを展開している。
まるで曇天の雲の隙間から差し込む太陽の光のように神々しいこの音のシャワーは体全体を暖かく穏やかな光のベールで覆い包んでくれるようでもある。どこかTangerine Dreamの壮大なシンセワークにも通づるものがあるかも。これは是非是非大音量で聴いていただきたい。

そして冒頭でも述べた肝心のもう1枚の映像作品を収録したDVDはPALフォーマットということで我が家のプレーヤーでは再生できず未だに見れずじまい・・・・・



Voile

jello
   ■Artist : Jello
   ■Title : Voile
   ■Label : Peace Frog
   ■Release : 2002
   ■Sample :
   ■Information :



ご存知の方も多いと思いますがJelloというアーティストはあのBolaとして唯一無比のサウンドを築き上げたDarrell Fittonの別名義でこちらはレーベルもSkamではなくPeace Frogからのリリース。

Bolaがアルバム1枚を通し1つの完全なまでの世界観の下そのサウンドを創り上げていると感じられたのに対してこちらのJello名義のアルバムの印象は、Darrell Fittonの多様な音楽性を反映し曲ごとに様々なイメージを聴いて取れる様な作品になっているということだ。
強靭なビートに大胆なヴォイスサンプルを取り入れた曲や、一転ピアノを前面に押し出したクラシカルな雰囲気のアーバン・ブレイクビーツ、女性ヴォーカルをフィーチャーしたダウンテンポまでBolaとはまた違った一面を垣間見る事が出来ます。

特にBola名義からは到底想像できない女性ボーカル入りの曲は霞みがかった女性の歌声に変則的硬質ビートが絡むといった新鮮な曲になってます。コレがなかなかカッコイイ。
Bolaの根底にある、例えば緻密なリズムや美しいメロディーなどはこのJello名義の作品にも引き継がれているけどこちらはBolaより幾分あっさりしていてジャケ同様ポップな印象(あくまでBolaと比べて)。
例えばBola名義の作品がまるで異形の世界とコネクトするような非現実的な音楽だとするならJello名義では世俗的でDarrell Fitton自身のパーソナルな音楽的趣向が垣間見えるような極めて現実的なイメージの作品になっている。


                                      (「宇宙の排泄物」2005,03,02より)


Fyuti

fuyuti   
   ■Artist : Bola
   ■Title : Fyuti
   ■Label : SKAM
   ■Release : 2001
   ■Sample :
   ■Information :



どうやら「Bola」は僕に興味があるようだ。
きっと「Bola」は孤独だったのだ。
限りない闇の中で「彼」はずっと温度を求めていたのだ。

やがて目が闇に慣れてくるとボンヤリと視界が広がってきた。
「Bola」はなんとも形容しがたい形をしていた。
生き物なのだろうか?それとも・・・
そしてここは果たしてどこなのだろう?
宇宙空間?深海?でも僕はしっかりと呼吸をしている。 
   
― 僕は深く考えることはやめた ―

そうして彼の奏でる音に五感を集中させた。
よく聴くと彼は自らの体の内側から音を出していた。
何とあの妖しくも最高に美しい音は彼の内側から発せられていたのだった!
そうしてしばらくすると彼は不穏な空気を漂わせ、
たゆたうように僕の周囲をくるりと廻り、そのままスゥーっと
来た時と同じように再び闇の中に消えていった。

そして最後に残ったのは彼の残響音と闇と僕だけだった。

                                   
                                    (「宇宙の排泄物」2004,12,04より)


Soup

soup   
   ■Artist : Bola
   ■Title : Soup
   ■Label : SKAM
   ■Release : 1998
   ■Sample :
   ■Information :



これは夢なのか、はたまた幻なのか・・
ふと目が醒めると、そこは闇が支配する世界。
ここが何処かは理解らない。
「僕」自身も存在するのかどうかも。

しかし感覚は在る。五感の全てを集中する。
「音」だけを何とか感じ取ることが出来た。
繊細できめ細かな拍子、美しく幻想的な旋律、妖しくも眩い光を放つ音の粒子。

しばらくすると何かがこちらに近付いてきた。
闇の中、目を凝らし耳をそばだてるとどうやら音は「それ」の近くから響いている様だった。生物なのか機械なのか、カタチ在るものなのか無いものなのかよくは理解らない。

だから僕は「それ」を「Bola」と呼ぶことにした。


−「Fyuti」へつづく−

                                    (「宇宙の排泄物」2004,12,04より)          

Endless Summer

endless  summer
   
   ■Artist : Fennesz
   ■Title : Endless Summer
   ■Label : mego
   ■Release : 2001
   ■Sample :
   myspace.com

Endless Summer=「終わりなき夏」と題された余りにも感傷的でセンチメンタルなFenneszの代表作。僕も多くの人と同様、この作品で彼の存在を知りその世界に引き込まれた。

発売当時の2001年、あらゆるエレクトロニック・ミュージック系のメディアで最高傑作という取り上げられ方をしていたので少し懐疑的になりながらも聴いてみたのだけど、その素晴らしい音楽にいささか絶句してしまったのを覚えている。
それはデジタル・ノイズとアコースティック・ギターの美しい調和でありラップトップにまるで感情を吹き込んだかのようなエモーション溢れる音世界であった。ノイズ・サウンドの多くに見られる緊張感よりもこのアルバムではむしろ安らぎのようなものまで感じてしまう。

表題曲でもある「Endless Summer」は打ち寄せる細波のような繊細なノイズにザラついた加工を施したアコースティック・ギターの切ない音色が絡む叙情的な一曲。それはやがては過ぎ去っていく夏に抱く思いをまるで封じ込めているかのようだ。他にも「Caecilia」や「Shisheido」など美しくフォーキーな楽曲がアルバムを彩っている。

Fenneszがこのアルバムで表現したかったのはEndless Summer=「終わりなき夏」ではなくむしろ「終わり行く夏」の瞬間ではなかったのだろうか。
熱気に満ち溢れなかば享楽的なまでのこの夏という季節が持つ特有の匂いとそれが永遠に続いて欲しいと願う思い、しかしやがては絶対に訪れてしまう夏の終わりを彼はこの「Endless Summer」というタイトルに託していたのかしら?

そんな事思いながら聴き入る8月29日。


                                      (「宇宙の排泄物」2005,08,29より)

Geogaddi

geogaddi.gif  

   ■Artist : Boards of Canada
   ■Title : Geogaddi
   ■Label : Warp Records
   ■Rerease : 2002
   ■Sample :
   myspace.com

ニューアルバムの発売が10月17日に控えているBoards of Canada。
こちらは2002年リリースの前作で彼らにとっては3枚目のアルバム。
3枚を通して彼らの音楽の底に流れるのは、やはり緩やかなサイケデリックである。

再生ボタンを押すとその瞬間にグニャリと歪んだ光景が緩やかに広がっていく。急速的なトリップではなくあくまで緩やかなトリップ感覚である。
そしてそこには子供の断片的なヴォイス・サンプルがまたしても散りばめられる。子供の声からは様々な印象を聴いてとる事が出来るが彼らの用意したそれは遊び心であり又、ノスタルジーでもある。

限り無いスコットランドの原野に広がるノスタルジーとサイケデリア。
これが彼らが1stの頃から飽きもせず僕達の前に用意してくれる最高の音楽である。

中でも印象深いのは10曲目、「1969」である。1969から想像するのは、やはり1969年だ。
サイケデリック革命・フラワームーヴメントが隆盛を極め、やがては訪れる理想と現実とのギャップを目前にして鳴り止まぬ狂騒が繰り広げられた時代、それが1969の意味する所ではなかろうか。
「1969」の曲中で終盤に繰り返し使われる”1969 in the sunshine”という無邪気な子供の言葉の意味を否が応にも深読みしてしまうのは僕だけだろうか。
彼らはかつての愛の夏を冷静に皮肉の眼差しで見ているのか、また過ぎ去った永遠に訪れる事の無いアノ時期に憧れと羨望の眼差しを投げかけているのかどうかはわからない。

ただここには2002年、あの頃永遠に続くと思っていた(思いたかった)甘く切ない緩やかなTRIPの記憶が僕の脳裏をかすめるだけだった。
                  
                                    (「宇宙の排泄物」2005,07,17より)


『□□TUNE-IN□□』


just chillin'....deeee'n relaxxxx.......
アンビエント・ミュージックが好きです。
こちらではそういった音楽を中心に、
“turn on ,tune in”な感じで・・・ゆるくまったりと。

時流の、はたまた記憶の、彼岸より手繰り寄せた
素敵な音楽が紹介できればと思っています。

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ミクシィもぼちぼちやってます。
2004年より兵庫県内で年に1〜2度のペースで
野外パーティーやりつつ蝋燭創ったりしてます。
PARTY、EVENT、LIVE、CHILL、
屋内外問わずゆるくのんびり灯し中。。

http://www.geocities.jp/psykuni/t.i.t.matchan.html
http://mixi.jp/view_community.pl?id=203839
http://fotologue.jp/shinjinrui

とりあえず・・・

とりあえず試験的に始めてみます。

も一個のブログと並行してやってこうかな〜
のちのちは完全移転を計画中

でもFC2って何か重くね?気のせいかな・・・